累累訥訥

2024年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

髙村さんの、我らが少女A。

なんも知らず、登場人物欄で合田と加納の名前あってプギャーってなって手に取った次第です。
でも冷血の後の話だからけっこう間空いたな…?

第一印象は、今までの合田シリーズとは確実に違う毛色だなって事でした。
群像劇、しかも合田も加納もその群像のひとつっていう描写で、主役じゃないってとこがまた新鮮。
一気にぐわーっと読まされた感じでした。

マークスの山と照柿の頃に比べると全く感じが変わった合田だけど(年齢を重ねたせいか)事件関係者の女性に対して惚れっぽいとこは相変わらずだったし「俺もあと30若ければ」だなんて何言っとるかバカ。笑。
加納は加納でいろいろめんどくさい合田に対して懐深すぎなとこは相変わらずだったし、どんどん年重ねるごとに妖精さんになってる気がします。
いいんですそれで、合田も読み手も癒されてるから…!

なんか、この二人はすっかり身内になっちゃってて案外お互い支えあってこれからも生きていくんだろうな、と。
しかしもう少しで還暦とはなかなか感慨深いし、自分も年を重ねてる実感も相まって、より作品に面白さが加わってる気もします。

ストーリーで見てみると、犯人は…読み進めてそのままって事でいいのよね。
インタビューでも、それらしき人には早々と退場頂いたと髙村先生もおっしゃっていたし。
犯人をあの人だと思って考えても、動機がなんだったのか私にはわからなかった…。

で、ラストのあの人の退場も必要だったのかな。
強烈な印象を残すためだったのか。
それ以外の人物ががじんわり穏やかで幸せな状況での対比だから一層印象深かっただけなのかな。

今回の作品読み終わった後、強烈に過去シリーズ読み返したくなりました。
特に照柿は合田がほんとに狂ってるから読んでてしんどかったけど、今回の作品を思い返すと読み返せそうな気が。
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合田像は未だにしっかりイメージ固まってないんだけど、我らが少女A内で、

・何やらシュッとした二枚目
・刑事にしてはなかなかのこの面立ち

という証言がはっきり残っているので、イケオジなのは確実でいいって事みたいです。
しかしなんか笑ってしまった。笑。

#小説

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若い頃のダイアナさん。
ショートヘアがすっごいチャーミングだなあって思ってます。カワイイ。

なんとなく、47との出会いがポケモンぽくて「キミに決めた!」って感じで「47ゲットだぜ!」て印象でした。
あと刀語の、ダイアナがとがめで、七花が47のようでいて。
「オペレーターとエージェントは一心同体よ」ってダイアナさんのセリフもまた、七花はとがめの刃ってとこと重なるな~なんて。
(刀語も相当好きです)
てか、刀語も10年以上前の作品だと気づいて戦慄しました。

#ゲーム

2024年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

浅田さんの兵諫。

トムの登場は読むごとに涙の量が増えてってるし、
馬占山と陳一豆の別れの仁義も読むごとに以下同文。涙。
にしても、兵諫の馬占山は張作霖に重ねてるよね。重なって見えるんだが。

あーっという間にシリーズ読み終わっちゃったなー。
浅田さんの文章は読んでて疲れとか飽きとか…なんつうか、本当に没頭できちゃうんだよな。
なんでかな。

で、シリーズ読みなおしての最新話予想。

文秀と王逸は再会なるんだろうか。
文端と清一も、なんか対比に見ちゃいがち。二人がどうこう関わることあるのかな。
幼少時に会ったけど、従兄弟同士ってわかってるのかしら。
片や親と許嫁と決別して、片や親の方が子供を守るため関わりを断ち中国へ。
清一には将とちささんがついてくれてるといいな。
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#小説

バンバイアハンターDの三作目となるアニメが、2015年の時点で正式にアナウンスがあった事にびっくりでした。
フルCGアニメという情報や、劇場版ではなく何話かをシリーズでっていう情報は見つけられたけど、そっから先は進展がない模様…。
それが2018年あたりみたいだったし、その後の世界情勢は推して知るべし。
そうか…川尻監督作品以降もあったのか…。

しかも、川尻監督作品は私が見た印象だと「否」の方の感想が目に付くことあって、まあ、こればかりは個々の好みによるものだから仕方ないけども。
私は原作もがっつり読み込んでる上で、アニメ版も名作だって思える側だったんだな…。

あと、天野さん絵をアニメに落とし込むのもほんと難しそうだし、それこそ川尻監督作品は成功してると思えるんだけどな。
まあーこれも個々の好みによる(以下同文)

#アニメ #小説

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ひょんな事から、バンパイアハンターDが業火の如く再熱。
もちろん、川尻監督の劇場版アニメのバンパイアハンターDも当時は大好きで大好きで夢中になってました。
久しぶりに見たら当時の感動を再体験で、かなり長いこと記憶の隅に置いておいたみたい。
ラストの子が誰なのか忘れるとか相当だと思うんだけど、そのおかげでブワっと涙できました。
んで、そうそうそう、Dってこんな奴なんだよ(感涙)ってまたさらに涙。
いやー、ほんと名作中の名作です。
名作を生み出してくれた川尻監督に大感謝。

原作は、エグいしやるせない場面も多々あるのが菊池さん節でもあってまたこれも良いのですよね~。
まだ現役執筆中だし今年の2月に最新刊出てるしで、実はまだDシリーズ続いている事にびっくり。
菊池先生のライフワークなのかな。
早く読んでないシリーズを急いで買わないと。

ふと思いついたんだけど、こんだけDシリーズあるのに映像化は川尻監督の劇場版以降されてないって事なんですよね。
二十年以上の年月経ってますが…ヒェ…。

個人的には前・後編で「北海魔行」、三部作で「蒼白き堕天使」を夢見ております。
北海魔行なんてかすかにわずかだけど、1作目のOVAのフラグ回収もできまっせ。
本当にかすかにわずかにだけど、原作読んで「ふわ~~~!」って泣きそうになったであります。

#アニメ #小説

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